https://www.sony.jp/walkman/info2/20181004.html
私のNW-WM1Aも早速バージョンアップさせて、色々試しています。
バージョンアップしました。 |
- 「USB-DAC機能」を追加
- 「Bluetoothレシーバー機能」を追加
- 「バイナルプロセッサー」を追加
- 再生画面表示にデジタルピークメーターを追加
- アルバムのカバーアート画像の手動追加に対応
それぞれ機能について、ざっくりレビューしたいと思います。
USB-DAC機能
NW-WMシリーズユーザー待望のUSB-DAC機能がようやく追加されました。NW-ZX300にはすでに実装されていた機能ですので特に説明は不要かと思いますが、パソコンの音源をNW-WMシリーズの優秀なDAC機構を通して聴くことが出来ます。
バージョンアップ後のトップ画面。 左上にUSB-DACのボタンとBluetoothレシーバーのボタンが追加。 |
ファームウェアのバージョンアップ直後にトップ画面を見ると、左上に「DAC」と表記されたボタンがあります。これをタップするとUSB-DAC機能を使用できます。
USB-DAC機能有効中の画面 |
この機能は、NW-Aシリーズでも搭載されているので馴染みの機能ですが、DACとして優秀なNW-WMシリーズを使用できるのは魅力的ではないでしょうか。出力のパワーが倍くらい違いますしね(Aシリーズが35mWに対してWMシリーズは60mW)。普段鳴らせなかったイヤホンも鳴らしてくれるでしょう。
Bluetoothレシーバー機能
個人的に、一番欲しかった機能だったりします。要はNW-WMシリーズを通して、Apple Musicなどの音源をiPhoneと接続できるようにして聴けるようにした機能ですね。
Bluetoothレシーバー機能への切換は、トップ画面にあるUSB-DACボタンの横にあるNWが電波を受信しているようなボタンをタップすると使用できます。
iPhoneと接続した際のBluetoothレシーバー機能画面 |
レシーバー機能を有効にすると、Bluetoothのペアリング設定画面が表示されるので、接続したい端末とペアリングさせます。一度設定するとiPhoneの場合はレシーバー機能を有効にした時にすぐ再接続してくれますので便利です。
この機能、何が良いかというとiPhoneなどでしか再生できなかったApple MusicやAmazon Musicの楽曲をBluetoothを通して、NW-WM1Aの高品質回路で楽曲を聴けることです。
蛇足
無茶すれば音ゲーも可能ですが、ディレイ設定はプラス側に10程増やしておけばいいかもしれません(ミリシタの場合)。併せてミリシタの場合は操作音を出力しない方が良いです。えらい遅れてタップ音とか聞こえてきて気持ち悪いです。
※要は、余りおすすめしないよって事です。やはり音ゲーとかは有線が一番確実。
バイナルプロセッサー機能
バイナルプロセッサーは、新しい音質調整機能です。
「各種音質設定」にメニューが追加されています。
バイナルプロセッサー設定画面 |
選択するとアナログレコードの再生しているような音質に出来るそうです。
選択できる音質は以下の4種類です。個人的に「サーフェスノイズ」という設定が気に入っています。
- スタンダード
- アームレゾナンス
- ターンテーブル
- サーフェスノイズ
再生画面表示にデジタルピークメーターを追加
再生画面の表示パターンにデジタルピークメーターが追加されました。
「設定」メニューから「再生画面切り替え」を選択すると「デジタルピークメーター」が追加されています。
「デジタルピークメーター」を選択すると、アルバムアートの上にデジタルピークメーターが追加された表示に変わります。
アルバムアートの上にピークメーターが追加される |
アルバムのカバーアート画像の手動追加
この機能はアルバムアートを楽曲ファイルに埋め込むことなく表示できる機能です。詳細については、以下Sonyへのリンク先のヘルプガイドを確認してください。
ポイントは、表示したいアルバムアートのファイル名をアルバムのフォルダー名と同じにすることです。
今回のバージョンアップに伴い、Music Centerもバージョンアップされて、随分見た目が変わりました。今後もSony製品からは目が離せませんね。